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腹筋を割るには分析が必要!あなたの「腹筋が割れない原因」を見極めるタイプ別

日常

2019.04.23

皆さま、こんにちは!岡山・倉敷の完全個室パーソナルトレーニングジム「健康屋(KENKOUYA)」です。いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今月のフィットネス雑誌『ターザン』の表紙をご覧になりましたでしょうか?見事に引き締まり、くっきりと割れた美しい腹筋が目を引く素晴らしい表紙でしたね。男性であれ女性であれ、お腹の脂肪がなくスッキリと引き締まったウエストや、シックスパックと呼ばれる割れた腹筋を手に入れることは、ボディメイクを志す全ての人にとって永遠の憧れではないでしょうか。

しかし、「腹筋を割りたい!」と一念発起して、毎日自宅で何百回も上体起こし(腹筋運動)を頑張っているのに、一向にお腹が凹まない、全く腹筋が割れてこないと悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。

なぜ、あなたの腹筋は割れないのでしょうか?実は、腹筋を綺麗に割るためには、ただガムシャラに腹筋運動をこなせば良いというわけではありません。一人ひとりの現在の身体の状態によって、「腹筋が割れて見えない原因(タイプ)」が異なり、そのタイプに合わせて「やるべき事(アプローチ)」を根本から変える必要があるのです。

本日は、プロのパーソナルトレーナーの視点から、誰もが憧れる「割れた腹筋」を手に入れるために絶対に欠かせない「現状の分析と見極め」について徹底的に解説いたします。今のあなたには何が足りなくて、何が必要なのか。この記事を読んでご自身のタイプを正確に分析し、無駄のない最も効率的な方法で理想の腹筋を手に入れましょう!

今月のターザンの表紙

1. 衝撃の事実!そもそも人間の「腹筋」は最初から割れている

タイプ別の分析に入る前に、腹筋を割るための大前提として、皆さまにどうしても知っておいていただきたい「解剖学的な事実」があります。

それは、「人間の腹筋(腹直筋)は、生まれた時から誰でも最初から割れている」ということです。

お腹を構成する3つの主要な筋肉

私たちが一般的に「腹筋」と呼んでいるお腹の筋肉は、主に以下の3つの層で構成されています。


  • 腹直筋(ふくちょくきん): お腹の正面、一番表層にある筋肉です。この筋肉には、縦に走る「白線(はくせん)」と、横に走る「腱画(けんかく)」という溝が元々存在しており、これによって筋肉が6つ(または8つ)のブロックに分かれています。これがシックスパックの正体です。

  • 外腹斜筋・内腹斜筋(ふくしゃきん): お腹の横(脇腹)を斜めに走る筋肉です。身体をひねったり、横に倒したりする時に使われます。この筋肉が引き締まることで、美しい「くびれ」や、男性らしいV字のシルエットが生まれます。

  • 腹横筋(ふくおうきん): 最も深層にあるインナーマッスルで、コルセットのようにお腹全体を覆い、内臓を正しい位置に保つ役割を果たしています。ぽっこりお腹を解消し、お腹を凹ませるためにはこの筋肉の働きが不可欠です。

なぜ「割れているはずの腹筋」が見えないのか?

上記で説明した通り、腹直筋のブロックを分ける溝(腱画)は誰もが持っています。つまり、どんなに運動不足の方でも、太っている方でも、お腹の中では腹筋はしっかりと割れているのです。

それにもかかわらず、鏡を見ても腹筋が割れて見えない理由は至ってシンプルです。それは、「腹筋の上に分厚い皮下脂肪が乗っていて、その溝を覆い隠してしまっているから」、あるいは「腹筋自体のボリューム(厚み)が少なすぎて、脂肪を押し除けて表面に溝を浮き上がらせる力がないから」のどちらか、またはその両方が原因です。このメカニズムを理解した上で、次にご自身の身体がどの「タイプ」に当てはまるのかを分析していきましょう。

2. 現状を分析!あなたの腹筋が割れない「3つのタイプ」

腹筋を綺麗に見せるための条件は、「体脂肪率の低さ」と「腹筋の厚み(筋肉量)」のバランスによって決まります。この2つの要素の組み合わせによって、腹筋が割れない原因は大きく以下の「3つのタイプ」に分類されます。ご自身がどのタイプに近いか、お腹の脂肪をつまみながら分析してみてください。

【タイプA】腹筋はしっかりあるけど、脂肪がジャマして見えなくなっている

学生時代にスポーツをハードにやっていた方や、現在も定期的にウエイトトレーニングや腹筋運動を行っている方、あるいは日常的に肉体労働をしている方に多いタイプです。お腹の奥には分厚く力強い腹筋が存在しているのですが、その上に皮下脂肪や内臓脂肪がタップリと乗ってしまっているため、せっかくの腹筋の溝が外からは全く見えなくなっています。お腹に力を入れると奥の方に硬い壁(筋肉)を感じるものの、表面の肉が厚くつまめる方はこのタイプに該当します。

【タイプB】脂肪はあまりないけど、腹筋の筋肉量が少なすぎる

いわゆる「痩せ型」「細身」の方に多いタイプです。全体的に体脂肪率が低く、お腹の皮下脂肪もほとんどつまめないほど薄いのに、鏡を見てもうっすらと縦線が入る程度で、シックスパックのようなボコボコとした立体的な腹筋が見えない状態です。これは、脂肪が邪魔をしているのではなく、ベースとなる「腹直筋そのものの厚み(筋肥大)」が圧倒的に足りていないことが原因です。筋肉の谷間(溝)を作るためには、山の部分を高く隆起させる必要がありますが、その山の高さが足りない状態と言えます。

【タイプC】腹筋の筋肉量が少なく、さらに脂肪も多い

長年運動不足が続いており、デスクワーク中心で座りっぱなしの生活を送っている多くの方が、このタイプに該当します。筋肉を使わないために腹筋群はペラペラに薄く萎縮しており、基礎代謝が落ちているためにお腹周りにはたっぷりと脂肪が蓄積しています。いわゆる「ぽっこりお腹」や「浮き輪肉」と呼ばれる状態です。このタイプの方は、腹筋を割るための「筋肉の厚み」と「体脂肪の削減」という、2つの課題に同時に取り組んでいく必要があります。

3. 見極めて効率的に!タイプ別「腹筋を割るための具体策」

ご自身のタイプが分析できたところで、次はそのタイプごとに「今は何が足りなくて何が必要なのか」を見極め、最も効率的なアプローチを実施していきましょう。

【タイプA】脂肪がジャマしている人に必要なアプローチ

このタイプの方は、これ以上必死になって腹筋運動(クランチなど)の回数を増やす必要はありません。いくら腹筋を分厚くしても、上に布団(脂肪)がかぶさっていては見えないからです。今やるべきことは、「徹底的な体脂肪の削減(ダイエット)」一択です。


  • 食事のアンダーカロリーの徹底: 消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態を作り、身体に蓄積された脂肪をエネルギーとして燃やしていきます。脂質や糖質の量をコントロールし、高タンパクな食事(鶏肉、魚、卵など)を心がけましょう。

  • 有酸素運動の導入: 筋トレの後に、20分〜30分程度の有酸素運動(ウォーキングやエアロバイク)を取り入れることで、効率よく皮下脂肪・内臓脂肪を削ぎ落とすことができます。脂肪のベールが薄くなれば、必ず下から素晴らしい腹筋が姿を現します。

【タイプB】筋肉量が少ない人に必要なアプローチ

体脂肪率が低いこのタイプの方は、有酸素運動や過度な食事制限を行う必要はありません(むしろ筋肉がさらに減って逆効果になります)。今やるべきことは、「腹直筋の筋肥大(筋肉を太く大きくすること)」です。ペラペラの腹筋を、分厚いブロック状に成長させましょう。


  • 高負荷な腹筋トレーニング: 毎日50回、100回とできるような軽い腹筋運動では、筋肉は大きくなりません。ダンベルを胸に抱えて行う加重クランチや、ケーブルマシンを使ったアブドミナルクランチ、ぶら下がって脚を上げるハンギングレッグレイズなど、「10回〜15回で限界を迎える高い負荷」をかけて筋肉を追い込んでください。

  • 十分な栄養(オーバーカロリー)と休息: 筋肉を大きくするためには、消費カロリーを少し上回る栄養摂取と、破壊された筋肉を回復させる休養(超回復)が必要です。プロテイン等でしっかりとタンパク質を補給し、腹筋のトレーニングも週に2〜3回程度にとどめ、しっかりと休ませる日を作りましょう。

【タイプC】筋肉が少なく脂肪も多い人に必要なアプローチ

このタイプの方が、いきなりお腹の脂肪を落とそうとして腹筋運動だけを頑張るのは、最も効率の悪いアプローチです。腹筋は身体の中では比較的小さな筋肉であるため、腹筋だけを鍛えても消費カロリーは少なく、なかなか脂肪は落ちません。今やるべきことは、「全身の大きな筋肉を鍛えて基礎代謝を爆発的に上げること」です。


  • BIG3を中心とした全身の筋トレ: 下半身(スクワット)、背中(デッドリフトやラットプルダウン)、胸(ベンチプレス)といった、身体の大きな筋肉群を優先的に鍛えましょう。これによって「太りにくく痩せやすい身体のベース(基礎代謝の向上)」を作ることができます。

  • 食事管理による脂肪燃焼: 全身の筋トレと並行して、タイプAと同様に正しいPFCバランスを意識した食事管理(アンダーカロリー)を行います。

  • インナーマッスルの強化: ぽっこりお腹を凹ませるために、ドローイン(腹式呼吸で常にお腹をへこませる状態をキープする)や、プランクなどの体幹トレーニングを取り入れ、内臓を正しい位置に引き上げる「天然のコルセット」を作りましょう。

4. よくある大誤解!「腹筋しとけば実はお腹はヘコむ」のか?

腹筋を割りたい、お腹を凹ませたいと願う多くの方が、真っ先に思い浮かべ、そして実践してしまうのが「とにかく上体起こし(クランチなどの腹筋運動)を毎日何百回もやる」という方法です。

しかし、ここで非常に残酷な真実をお伝えしなければなりません。「腹筋運動だけをどれだけ頑張っても、お腹の脂肪が劇的に減って凹むことは絶対にありません」

「部分痩せ」は科学的に不可能

人間の身体は、「動かした部分の脂肪から優先的に燃えていく」という都合の良いメカニズムにはなっていません。脂肪は、全身から少しずつ、均等に燃焼していく(あるいは、手足の先から燃え始め、お腹周りの脂肪は最後に落ちる)という性質を持っています。したがって、「お腹の筋肉を動かせば、お腹の脂肪だけがピンポイントで燃える(部分痩せ)」ということは、スポーツ生理学や科学の世界では「不可能」であると結論付けられています。

消費カロリーの圧倒的な少なさ

さらに、腹筋運動は「運動量(消費カロリー)」という観点から見ても、非常に効率の悪い運動です。太ももや背中の筋肉に比べると、腹筋は非常に薄く小さな筋肉です。この小さな筋肉を数分間動かしたところで消費されるカロリーは微々たるものであり、お腹の上に溜まった分厚い脂肪(1kg=約7200kcal)を燃焼させるほどのインパクトは全くありません。

健康屋のYouTubeチャンネルでは、毎日フィットネスに関する有益な情報を更新中です!今回お話しした「腹筋しとけば実はお腹はヘコむのか?」という多くの方の疑問についても、動画内で分かりやすく解説しておりますので、ぜひ上記の動画をチェックしてみてくださいね♪

5. まとめ:ガムシャラな努力から「分析して見極める」スマートなボディメイクへ

いかがでしたでしょうか。今回は、誰もが憧れる「割れた腹筋」を手に入れるために不可欠な、現状の分析とタイプ別のアプローチについて詳しく解説してまいりました。

「腹筋が割れない」という結果は同じでも、その原因が「脂肪が多すぎる」のか「筋肉量が少なすぎる」のかによって、取るべき戦略(有酸素運動を優先するのか、高負荷の筋トレを優先するのか)は180度変わってきます。自分の身体の状態を正しく理解しないまま、間違った方向にガムシャラに努力を続けてしまうのは、時間と労力の大きな無駄遣いになってしまいます。

自分の身体を客観的に分析して、「今は何が足りなくて何が必要なのかを見極めること」。これこそが、遠回りをせずに最短距離で理想の身体へと到達するための、最も効率的でスマートなボディメイクの極意です。

しかし、自分自身で自分の身体を客観的に分析し、正しいメニューを作成するのは非常に難しいものです。「自分がどのタイプか分からない」「どんな食事や筋トレから始めればいいか不安だ」という方は、ぜひ一度、パーソナルジム健康屋にご相談ください。解剖学や栄養学に精通したプロのパーソナルトレーナーが、あなたの現在の身体の状態を的確に分析・見極め、あなただけの「絶対に腹筋を割るための最短ルート」をご提案し、目標達成まで全力でサポートいたします!一緒に、ターザンの表紙のような理想の腹筋を手に入れましょう!(^^)/

投稿者

代表取締役

田村 繁光

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