健康ブログ
ダイエット中に筋トレメニューを変えない方が良い理由とポイント
トレーナーコラム
2024.08.15
ダイエットに取り組む際、多くの人が食事管理に加えて筋力トレーニングを取り入れる方が多いようです。
しかし、「同じトレーニングを続けると効果が出なくなるのでは?」という不安から、ダイエット中に筋トレメニューを頻繁に変えることに悩む人も少なくないかと思います。
実は、ダイエット中に筋トレメニューを変えないことがダイエット成功の鍵になることが多いです♪
この記事では、ダイエット中に筋トレメニューを変えないべき理由と、そのポイントについて詳しく解説します。
目次
【筋トレメニューを変えない方が良い理由】
①筋肉の成長を感じにくくなる
筋トレメニューを変えない方が良い理由の一つは、筋肉の成長が感じにくくなることです。
同じメニューを続けると、カラダはその刺激に慣れるので段々と負荷を感じにくくなります。
これは実際にはカラダが筋トレメニューに適応している証拠で、一貫して同じメニューを続けつつウエイトを増やし続けることで、着実な筋力の向上が期待できます。
②一貫性があると結果を生みやすい
ダイエットや筋トレにおいて、一貫性を持って取り組むことが最も重要です。
特に、筋トレにおいて特定のエクササイズを継続して行うことで、特定の筋肉群が集中的に鍛えられます。
メニューを頻繁に変えると全体的な一貫性が失われやすくなるので、狙った効果が得られなくなる可能性があります。
一貫したトレーニングメニューを続けることで、計画的な筋力向上と脂肪燃焼が期待できます。
③停滞期を回避させる
ダイエット中に筋トレメニューを変えることは、いわゆる「プラトー」(停滞期)を引き起こす可能性があります。
停滞期はカラダが新しい刺激に慣れてしまうことで、トレーニングの効果が停滞してしまう状態です。
停滞期を回避するためにメニューを頻繁に変えるのではなく、現行のメニューで負荷を少しずつ増やすなどしてトレーニングの強度を上げたりする方が、筋肉に継続的な刺激を与えることができるので停滞を防ぐことができます。
④モチベーションの最適化
筋トレメニューを変えないべき理由の一つは、ルーティン化することでモチベーションが最適化できる点です。
同じメニューを継続することで、トレーニングが日常の一部になりやすく習慣化しやすくなります。
ルーティン化されたトレーニングは何をするかが明確で迷わずに取り組めることで、心理的負担が減って集中力が高まります。
【ダイエット中の筋トレで意識すべきポイント】
①目標を明確にする
ダイエット中の筋トレメニューを選ぶ際には、最初に目標を明確にしておくことが重要です。
体脂肪を減らしながら筋肉を増やすことが目標であれば、その目標に合った筋トレメニューを選んで、食事内容もダイエットに適した食事メニューを決めて継続することが大切です。
②適切な負荷と強度を維持する
同じメニューを続ける場合でも、負荷や強度を定期的に見直すことは必要です。
筋力が向上するにつれて同じ重量や回数では十分な刺激が得られなくなるので、その都度ウエイトを増やしたり、セット数や回数を増やすなどして強度を徐々に上げていくことで、筋肉に適切な刺激を与えることができるので成長を促進します。
③フォームの確認と修正
一貫したメニューを続ける中で、フォームの確認と修正を怠らないこともポイントです。
フォームが崩れていると狙った筋肉に十分な刺激を与えられないだけでなく、怪我のリスクも高まってしまいます。
定期的にトレーニングのフォームをチェックして、正しいフォームを維持することで筋トレの効果を最大化する鍵となります。
④栄養補給の管理
ダイエット中の筋トレでは、筋肉を維持するために十分な栄養を摂取することが不可欠です。
筋トレの筋肉の修復と成長を促すためには、毎回の食事で適切な量のタンパク質を摂取するよう心がけましょう。
また、カロリーを過度に制限しないようにすることも重要で、過度なカロリー制限は筋肉を分解をさせてしまうリスクが高まるので注意しておきましょう。
⑤適切な休息期間
筋トレで筋肉は負荷により微細な損傷を受けて、休息中に修復される過程で強くなります。
この休息期間に筋肉が修復されることで筋肉の成長と基礎代謝の向上に繋がるので、ダイエットの成功のために休息は必ずとりましょう。
休息が不足していると筋肉が十分に回復できず、パフォーマンスが低下してしまうので怪我のリスクも高まります。
【メニューを変えるタイミングは?】
ダイエット中に筋トレメニューを変えないことが基本ですが、状況によってはメニューの変更が必要になる場合もあります。
同じトレーニングを続けることで安定した結果が得られますが、時には進捗や目標の変化に応じて新たな刺激が必要となることもあります。
ここでは、メニューを変更するべき具体的なタイミングについて説明します。
①停滞期が続く場合
前述した停滞期が長期間続く場合、適度にメニューを変えることで新たな刺激を与えることで停滞を打破することができます。
しかし、メニュー変更は慎重に行うようにして基本的なトレーニングの方向性は維持するように気をつけましょう。
②怪我の予防やリハビリ
特定の筋トレメニューが怪我の原因になりそうな場合や、既存の怪我を悪化させるリスクがある場合はメニューの変更が必要です。
この際には、負荷を軽減するか別のメニューに切り替えたりすることで、安全にトレーニングを続けることができます。
③目標の変化
ダイエット中に目標が変わった場合、例えばダイエットから筋力向上にシフトする場合などには、メニューを変更することが必要となる場合があります。
新しい目標に応じたトレーニングプランを立てて、そのプランに従ってメニューを調整することが重要です。
【まとめ】
ダイエット中に筋トレメニューを変えないことでのメリットや注意点について、お伝えさせていただきました。
もちろん状況によってはメニューの変更が必要となることもありますが、基本的に一貫性を重視して計画的にトレーニングを続けることが理想的です(^ ^)/

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