健康ブログ
有酸素運動で筋肉を守る方法
トレーナーコラム
2022.11.16
有酸素運動が筋肉を落とすという情報がありますが、適切なアプローチを取れば筋肉を守りながら有酸素運動を行うことができます。
この記事では、身体の専門家の視点から有酸素運動で筋肉を守る方法について詳しく解説します。
.
①インターバルトレーニングの導入
インターバルトレーニングは有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせた効果的な方法です。
短い高強度のバースト(瞬間的な負荷)を含むインターバルトレーニングをすることで、筋肉を保持しながら有酸素運動の利点を得ることができます。
例えば、ランニング中に数分間のスプリントを挿入することで、筋肉への刺激が増加して筋肉を減少させずに脂肪燃焼を促進できます。
.
②適度な有酸素運動の頻度と時間
筋肉の喪失を最小限に抑えるために、有酸素運動の頻度と時間を調整しましょう。
有酸素運動は多くても週に3~5回を30分から60分の範囲で行うことが理想的ですので、長時間の有酸素運動は筋肉喪失のリスクを増加させる可能性があるため、過度なトレーニングは避けましょう。
.
⭐︎ ダイエット希望でお越しいただいた30代女性のお客様の理想⭐︎
.
③タンパク質摂取の増加
筋肉を守るためには十分なタンパク質摂取が必要ですので、有酸素運動の後は特にタンパク質を多く含む食事を摂ることで、筋肉の修復と成長をサポートします。鶏肉、魚、卵、豆類、ヨーグルトなど、タンパク質が豊富な食品を積極的に摂り入れましょう。
.
④筋力トレーニングとの組み合わせ
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることは、筋肉を保護するのに役立ちます。
筋力トレーニングは筋肉の増加を促進したり、代謝を高め、脂肪燃焼を助けます。
週に2~3回の筋力トレーニングセッションをスケジュールに組み込んで全身の筋肉をトレーニングしましょう。
.
⑤十分な休息と睡眠
有酸素運動後は十分な休息と睡眠を確保しましょう。筋肉の修復と成長は休息中に行われるので、適切なリカバリータイムが重要です。
また、ストレスを軽減したりホルモンバランスを整えるためにも睡眠は欠かせません。
.
有酸素運動による筋肉を減少させることは避けられます。
適切なインターバルトレーニング、適度な有酸素運動、タンパク質摂取の増加、筋力トレーニング、十分な休息と睡眠を組み合わせて、筋肉を守りながら健康的なカラダを目指しましょう(^^)
.
.

おすすめ記事
-
トレーナーコラム
筋肉痛がなくても筋トレは有効なのか?
2023.09.06 Written by 田村 繁光
こんにちは。 パーソナルトレーナーの田村です。 本日はお客様からよく聞かれるご質問で、「筋肉痛にならないと...
-
トレーナーコラム
老化防止に効果的な食事のタイミングとは?
2024.06.19 Written by 田村 繁光
老化防止に効果的な食事方法を模索する中で、「食べる時間」が大きな要因があることが最近の研究で明らかになってき...
-
トレーナーコラム
「No pain No gain」
2021.09.28 Written by 田村 繁光
進歩や成功するためには、苦しんだり、一生懸命働く必要があると言いたいときによく使われるカジュアルな英語表現で...
-
トレーナーコラム
スケジュールを決めておく
2018.03.08 Written by 田村 繁光
岡山店での指導風景です。 岡山店は倉敷店と同じく個室での指導もできますが、レシオ会員の方はレシオ内でもパーソ...
-
トレーナーコラム
後ろ姿が美しいと若々しく見えるメリハリボディの作り方
2024.05.29 Written by 田村 繁光
後ろ姿の美しさやカッコ良さを高める重要な要素の一つで、後ろ姿がイケてる人は年齢より若く見えるはずです! 特に...
-
トレーナーコラム
メタボの診断基準とその原因を徹底解説
2024.09.26 Written by 田村 繁光
メタボリックシンドロームとは? メタボリックシンドローム(以下メタボ)とは、内臓脂肪の蓄積によって複数の生活...