健康ブログ
必要に応じてトレーニング前にストレッチを行う理由
トレーナーコラム
2025.05.18
KENKOUYAのパーソナルトレーニングでは、トレーニングの前にストレッチを行うことがありますが、これは全てのお客様に毎回実施しているわけではありません。
ストレッチは、「やること」が目的ではなく、「必要な人に、必要なタイミングで」行うことが大切です。
ストレッチが必要な理由は?
①身体の動きが制限されているとき
日常生活やお仕事で同じ姿勢が続いたり、疲労が溜まっていたりすると、関節や筋肉の動きが制限されてしまいます。
このような状態で無理にトレーニングを行うと、トレーニングフォームが崩れたり、狙った筋肉に効かなくなる可能性があります。
②ケガ予防のため
ストレッチをして筋肉をほぐして関節の可動域を広げることで、急な動きにも対応しやすくなります。
特にカラダが硬くなっている状態では、筋肉や関節を痛めるリスクが高まるのでトレーニング前の準備は非常に重要です。
③トレーニング効果を最大限に引き出すため
身体がスムーズに動く状態にしておくことで、スムーズに動作ができるのでトレーニングのフォームが安定して正しく筋肉に刺激が入ります。
結果として、効率よく鍛えることができます。
なぜ「必要に応じて」なのか?
毎回ストレッチが必要というわけではありません。
体調や柔軟性、当日のトレーニング内容に応じて、行うかどうかを判断しています。
例えば、柔軟性が十分あり、身体の調子も良い状態であればストレッチに時間をかけるよりも、すぐにトレーニングへ移った方が効果的な場合もあります。
まとめ
ストレッチは“決まりごと”ではなく、“必要な準備”です。
その日の体の状態に合わせてアプローチを変えるのが、パーソナルジムならではの強みです。
私たちは「なんとなく毎回やる」のではなく、意味のあるストレッチを提供しています。
その一つひとつの選択が、トレーニング効果と継続性につながっていきます。

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