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インナーマッスルとアウターマッスルの違いを徹底解説!

トレーナーコラム

2024.09.05

筋力トレーニングを行う際、よく耳にするのが「インナーマッスル」と「アウターマッスル」という言葉。

どちらも私たちの身体を支える上で非常に重要な組織ですが、それぞれの機能や鍛え方には違いがあります。

この記事では、インナーマッスルとアウターマッスルの違いを理解できるように両者がどのような役割を果たしているのか、そしてどのように鍛えるべきかについて詳しく解説します。

【インナーマッスルとは?】

インナーマッスル(深層筋)は、身体の深部に位置する筋肉で、主に骨や関節を安定させる役割を果たしています。

インナーマッスルは動作の際に直接的な大きな力を発揮するわけではありませんが、インナーマッスルがしっかり働いていることで背骨や骨盤を安定させることが可能になり、姿勢が正しく保たれることで日常の動作がスムーズに行えるだけでなく、腰痛や肩こりなどの不調を防ぐことができます。

代表的なインナーマッスルには以下の筋肉があります。

①腹横筋(ふくおうきん)

腹部の深層にある筋肉で内臓を支えたり、体幹部を安定させたりする役割を持つ筋肉です。

②多裂筋(たれつきん)

背骨に沿って存在していて背骨を安定させる働きがあるので、姿勢保持や背中の痛みの予防に重要な筋肉です。

③骨盤底筋群

文字通り、骨盤の底にある筋肉群で姿内臓の位置や姿勢を保つ働きをします。

インナーマッスルは普段の生活では意識的に動かすことが難しい部位で、日常生活ではあまり感じることが難しい筋肉ですが、運動や日常の動作の基礎となる重要な存在です。

【アウターマッスルとは?】

アウターマッスル(表層筋)は、文字通り身体の外側に位置している筋肉で、動作を起こす際に大きな力を発揮する筋肉です。

アウターマッスルが強化されると動作全体のパワーが増すので、スポーツのパフォーマンスや日常生活でより重い物を持ち上げたり、スピードを出したりすることが容易になります。

代表的なアウターマッスルには以下の筋肉があります。

①大胸筋

胸の前面にある大きな筋肉です。

腕を動かす際に使われる部位で、見た目の印象を大きく左右する部位でもあります。

②大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

太ももの前側にある部位で主に膝の曲げ伸ばしに関与がある筋肉で、走ったり跳んだりする際に使われる筋肉です。

③上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)

腕の前側にある筋肉で、肘を曲げる動作に関与します。腕の見た目を引き締めるために多くの人がトレーニングする筋肉の一つです。

アウターマッスルはスポーツや日常の動作で大きなパワーを発揮するので、一般的に筋力トレーニングの際に多くの人が意識して鍛えることができる筋肉群です。

また、アウターマッスルが強化することで見た目が変わるのでボディメイクにおいても重要な筋肉です。

【インナーマッスルとアウターマッスルの違い】

①インナーマッスル

インナーマッスルは身体の深層に位置していて、骨や関節を支える役割を担っています。

身体の安定性を保って姿勢を正すために重要な役割を果たします。

一般的なウエイトを持ち上げる筋力トレでは意識的に鍛えることが難しいので、ピラティスやヨガ、体幹トレーニングなどの安定性を重視した運動が効果的です。

②アウターマッスル

アウターマッスルは身体の表層に位置していて、主に動作を起こす際に機能します。

スポーツやトレーニングの際には、主にアウターマッスルを使用して動作が行われます。

アウターマッスルは、ベンチプレスやスクワット、ダンベルを使ったトレーニングなど、ウエイトを使った筋力トレーニングによって直接的に鍛えることができます。

【インナーマッスルの重要性】

インナーマッスルは見た目には影響が少ないので、日常生活やトレーニングをする際に軽視されがちです。

しかし、インナーマッスルがしっかりと機能していないと身体の動きが安定しないので、怪我のリスクが高まります。

特に姿勢の維持や関節の保護においては、インナーマッスルの強化が欠かせません。

例えば、筋肉がしっかりついていてマッチョタイプでアウターマッスルが強いのにインナーマッスルが弱いと、姿勢や動作の安定性が損なわれてしまうので、日常生活での腰痛やスポーツ中に怪我をしやすくなることもあります。

日常生活で痛みやコリを感じている方、スポーツのパフォーマンスを向上させたい人はインナーマッスルを鍛えることが必要不可欠です。

【アウターマッスルの役割】

アウターマッスルは見た目や、力強い動作に直結しているのでトレーニングにおいて多くの人が重要視する筋肉です。

例えば、アウターマッスルを鍛えることで、バルクアップ(筋肥大)やシェイプアップの効果やスポーツや日常生活での力強い動作を実現することができます。

アウターマッスルがなかなか強化できないと感じる方は、トレーニング方法や栄養摂取を見直すようにしましょう。

インナーマッスルに比べて、アウターマッスルの方が筋肉がついたとわかりやすいのでモチベーションがキープしやすい傾向があります。

【まとめ】

インナーマッスルとアウターマッスルは、それぞれ異なる役割を持ちながら、私たちの身体を支えたり、動かすためにそれぞれが必要不可欠な存在です。

アウターマッスルを鍛えるだけでなく、インナーマッスルも効果的に鍛えることで、バランスの取れた健康的な身体を手に入れることができますよ(^ ^)/

投稿者

代表取締役

田村 繁光

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