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健康ブログ

身体に必要なのはタンパク質だけではない

トレーナーコラム

2022.09.22

カラダづくりにはタンパク質が必要だとよく耳にするかと思います。

もちろん必要なのですが、いくら多くのタンパク質を摂取しても、そのたんぱく質をきちんと分解して吸収されなければ、栄養として摂取した意味がなくなってしまいます。

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偏った食生活をしている人だと、ホルモンのバランスや内臓の機能が低下していることが多いので、体内に吸収されない事があります。

身体の機能を支えているのは主にビタミンとミネラルで、タンパク質を分解する時にもビタミンとミネラルはもちろん使用されます。

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ビタミンとミネラルの2つに加えて、もう1つ重要なのがタンパク質分解酵素です。

欧米人に比べて日本人は、タンパク質を分解するプロテアーゼというホルモンの分量が少ないと言われていて、その分吸収もされにくいと言われています。

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30歳を越えたら特に注意。アラサーからやっておくべき身体のケア

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偏ってタンパク質を過剰に摂り過ぎると、分解や吸収のために肝臓や腎臓にも負担をかけてしまうので注意が必要です。

一般の方のタンパク質の摂取量の目安は、体重1kgあたり×1~1.5g位で十分です。

また、肉類だけでなく、魚、卵、大豆製品などバランス良く摂ることも重要です!

タンパク質を分解、吸収を助ける栄養は以下の3つです。

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①ビタミン類
各ビタミンに作用がありますがそれぞれの働きが絡み合って作用するので、どれか一つではなくバランス良く摂ることが重要です。

タンパク質を身体に吸収させるのに重要とされているのがビタミンCで、タンパク質であるコラーゲンの生成を促す働きがあります。

もう一つがビタミンB6でタンパク質の元になっているアミノ酸の分解を行いますので、筋肉をつけていきたい方にとっては特に重要なビタミンと言えます。

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②たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)
前述しましたが、日本人はタンパク質を分解する酵素が少ないので食品からタンパク質分解酵素を摂ると身体にも負担をかけず効率良くタンパク質を分解することができます。

タンパク質分解酵素を多く含む食品はキャベツ、生姜、ニンニク、パパイヤ、パイナップル、キウイ、バナナなどです。

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③糖質
ダイエットでは糖質を減らす事がありますが、筋肉をつける上では糖質は大変重要です。

糖質は身体を動かすのに必要な栄養素で、タンパク質を摂っていても分解や吸収を助けるエネルギーがなければ意味がありません。

糖質はタンパク質と一緒に摂ることで効率的に分解されて吸収もよくなりますので、タンパク質と糖質も適量を摂るようにしましょう。

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身体作りのためにはたんぱく質だけでなく、それを分解、吸収促進する栄養素を摂ることが、最短で効率的に筋肉をつける鍵になります。

食事の際は、上記の内容を意識的に行う成功に一歩近づく事ができますよ(^^)/

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投稿者

代表取締役

田村 繁光

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