健康ブログ
腹筋のバリエーションとトレーニングガイド
トレーナーコラム
2024.04.17
腹筋といえば仰向けの状態から起き上がる腹筋トレーニングをイメージする方が多いと思いますが、同じ動作ばかりでは効果が薄れてしまうこともあります。
そこで、さまざまな腹筋のバリエーションを取り入れることで、効果的にトレーニングを行うことができます。
腹筋は前面についている上腹部と下腹部のほかに、体側についている外腹斜筋と内腹斜筋、インナーマッスルとして働く横隔膜など、それぞれの部位をターゲットにしたトレーニングを組み合わせることで、バランスの取れた強靭な腹部を鍛えることができます。
本記事では、初心者から上級者までの方々に向けて腹筋のバリエーションとそれぞれの特徴について解説します。
腹筋のバリエーションとトレーニングガイド
①クランチ
クランチは上腹部の腹筋を中心に効果的に刺激することができる基本的な腹筋エクササイズです。
仰向けに寝た状態で膝を曲げて足を上げて、上半身を起こす動作を行います。
腹部をしっかりと収縮させることで、効果的に筋肉を鍛えることができます。
②レッグレイズ
レッグレイズは下腹部を重点的に鍛えるのに効果的なエクササイズです。
仰向けに寝た状態で両手をカラダの横につけて、両足を床から持ち上げます。
腹筋を使って両足を上げ下げすることで、下腹部の筋肉を刺激します。
③プランク
プランクは腹筋だけでなく、体幹全体を効果的に鍛えることができるエクササイズです。
うつ伏せの姿勢から両肘を地面につけた状態を保ちながら、カラダをまっすぐに保ちます。
この姿勢を保つことで腹筋や背筋を中心に体幹部の筋肉を強化することができます。
④バイシクルクランチ
バイシクルクランチは斜めの角度から、体側についている外腹斜筋と内腹斜筋を効果的に刺激するエクササイズです。
仰向けに寝た状態で、交互に膝と肘をつける動作を行います。
この動作によって、腹斜筋や腹横筋など複数の腹部の筋肉を鍛えることができます。
⑤ハンギングレッグレイズ
ハンギングレッグレイズは、腹部と下腹部の両方を鍛えるのに効果的なエクササイズです。
チンアップバーなどにぶら下がった状態で両足を上げ下げすることで、腹筋を効果的に刺激します。
上腕二頭筋や前腕の筋肉などの筋力も同時に必要とされるため、全身のトレーニング効果も期待できます。
これらの腹筋のバリエーションを組み合わせてトレーニングを行うことで、効果的に腹部の筋肉を鍛えることができます。
しかし、怪我や体調不良を避けるためには、適切なフォームや呼吸法に注意することが重要です。
また、トレーニングを行う際にはウォームアップやストレッチを十分に行い、無理な負荷をかけないようにしましょう。
おすすめ記事
-
トレーナーコラム
フィットネスの効果を出すための身体の専門家のアドバイス
2022.07.03 Written by 田村 繁光
フィットネスを継続して効果を出すことは、健康的な生活を維持し、目標を達成するために不可欠です。 しかし、多く...
-
トレーナーコラム
血糖値を抑えるならスクワットがウォーキングよりもオススメ!
2023.09.07 Written by 田村 繁光
高血糖は糖尿病の主要な原因の一つであり、心臓病や他の健康問題も引き起こす可能性があります。 適切な運動をつけ...
-
トレーナーコラム
宅トレのメリット・デメリット
2020.07.06 Written by 田村 繁光
近年、筋トレがブームになっています。 フィットネスクラブの数も増えてきて、SNSでジムでの写真をアップしたり...
-
トレーナーコラム
時間の使い方の達人に
2019.04.02 Written by 田村 繁光
深夜0時を回った頃に雑貨を持って倉敷店に行ったら、浅野トレーナーが筋トレしてました。 彼は時間の使い方の効率...
-
トレーナーコラム
「秋バテ」になってませんか?
2021.10.18 Written by 田村 繁光
秋がやってくると、多くの人々が「秋バテ」と呼ばれる疲労感や不調に悩まされます。 気温や日照時間の変化、季節の...
-
トレーナーコラム
冷えにくい身体を作る方法と肩こり腰痛改善のプロトレーナーのアドバイス
2022.03.06 Written by 田村 繁光
寒い季節や長時間のデスクワークによって冷えや肩こり、腰痛に悩むことは珍しくありません。 しかし、適切なアプロ...