健康ブログ
ストレッチを実施する際に注意すべき原則
トレーニング
2021.10.02
ストレッチは身体の柔軟性を向上させて、筋肉の緊張を緩和する重要なエクササイズです。
しかし、正しい方法でストレッチを行わないと、むしろ怪我を引き起こす可能性があります。
この記事では、ストレッチを実施する際に注意すべき原則について、専門家のアドバイスを提供します。
.
①ウォームアップ
ストレッチを始める前に、ウォームアップを行いましょう。
軽い有酸素運動(ジョギング、ジャンプロープ、跳び箱など)や関節を円を描くように動かすことで、筋肉や関節を準備します。
ウォームアップが不足すると、怪我のリスクが高まります。
.
②適度な緊張感を感じる
ストレッチ中に筋肉を感じる程度の緊張感を持つことが大切ですが、無理に引っ張ることは避けましょう。
急激な伸展や無理なポジションは筋肉や靭帯を傷つける可能性があります。
.
③静的ストレッチと動的ストレッチ
静的ストレッチ(伸ばした状態を一定時間保持する)と動的ストレッチ(動きながら伸ばす)の両方を取り入れましょう。
静的ストレッチは筋肉の柔軟性向上に、動的ストレッチは関節の動きを改善して、パフォーマンス向上に寄与します。
.
④呼吸を意識
ストレッチ中に深く呼吸することは大切です。
ゆっくりと吸い込んで、ストレッチを行うときに吐き出すことで、筋肉の緊張を緩和しやすくなります。
無理に息を止めないようにしましょう。
.
⑤対称性を保つ
片方の筋肉をもう一方と同じだけ伸ばすことを心掛けましょう。
不均衡なストレッチは姿勢の歪みを引き起こし、筋肉不均衡を促進します。
.
⑥痛みを感じたら中止
ストレッチ中に痛みを感じたら、即座に中止しましょう。
痛みは怪我の兆候である可能性があります。
専門家のアドバイスを受けるか、より安全な方法でストレッチを行いましょう。
.
⑦継続的な練習
柔軟性は時間をかけて向上します。
継続的なストレッチ練習を通じて、柔軟性を向上させて怪我を予防しましょう。
.
結論
ストレッチは身体の柔軟性や健康に良い影響を与える重要なエクササイズですが、正しい方法で行わなければなりません。
ウォームアップ、適度な緊張感、静的ストレッチと動的ストレッチの組み合わせ、呼吸の意識、対称性の保持、痛みのリスニング、継続的な練習は、安全かつ効果的なストレッチの基本原則です。
これらの原則に従い、柔軟性を向上させ、怪我を予防しましょう(^^)/
.
おすすめ記事
-
トレーニング
40代女性の腹筋トレーニングの様子
2021.04.15 Written by 田村 繁光
40代女性の腹筋トレーニングの様子です。この日はいつも以上に疲れている様子だったので、気分転換でメニューを変え...
-
トレーニング
お気遣いに感謝
2017.05.11 Written by 浅野 陵介
お客様から頂きました!お気遣い、ありがとうございます だんだんスレンダーになってく脚と共に撮影しました^ ^ ...
-
トレーニング
運動効果を出す人の特徴
2019.06.25 Written by 田村 繁光
日々、たくさんの学びがあります。 自分から学びに行く事もありますし、他者から教えてもらったり、体験の中から学...
-
トレーニング
運動初心者へメッセージ
2018.05.03 Written by 田村 繁光
健康屋にお越しくださる方のほとんどが普段運動をしていない方です。 運動経験がない方でまず何をしたら良いか悩ん...
-
トレーナーコラム
ももの裏側ストレッチのメリット
2021.05.15 Written by 田村 繁光
ももの裏側は非常に負担がかかる部分なので、疲労しやすい上に固くなりやすい筋肉です。また、ももの裏側が固くなる...
-
トレーナーコラム
反復性の原則|継続は力なり
2021.02.21 Written by 田村 繁光
トレーニングの原則の中に「反復性の原則」というものが存在しています。トレーニング効果を出すためには、どんなに...