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なぜパーソナルトレーニングが効果的なのか?科学的根拠を徹底解説

トレーナーコラム

2024.12.17

近年、健康やフィットネスへの関心の高まりが止まりませんね!

その中で、まだまだパーソナルトレーニングの需要が年々増加しています。

しかし、その中で24時間ジムなどで多くの人が自己流のトレーニングに挑戦するものの、なかなか結果が出なかったり、途中で挫折してしまったり、場合によっては不適切な方法でケガをしてしまうことも少なくありません。

こうした問題を解決して、最短で効率的に目標を達成する方法として注目されているのがパーソナルトレーニングです。

本記事では、なぜパーソナルトレーニングが効果的なのかを、科学的な視点から徹底解説します。

パーソナルトレーニングが効果的な理由

①パーソナルトレーナーとは?

パーソナルトレーナーは、個人の目標や身体の状態に合わせてトレーニングプランを設計して指導を行う専門家です。

一般的にトレーナーは、解剖学、生理学、運動学の知識を持っていて、クライアント(お客様)に最適な運動を提供します。

②パーソナルトレーニングの特徴

•個別プログラムの作成

年齢、性別、体力レベル、健康状態に応じたプランを提供。

•マンツーマン指導

クライアント1名に対してトレーナー1名で、1対1でトレーニングフォームや負荷の選択など適切なサポートを行います。

•継続的なモチベーション維持

トレーナーが伴走することで、挫折しにくい環境を作る。

ジムに入会したけど、結局何をどれだけ行えば良いのかわからない、やり方が合っているかわからずモチベーションが上がらないという方はとても多いです。

また、ジム通いを3ヶ月継続できる人は約37%、1年間継続できる人は約4%程度と言われていて、ほとんどが1年以内にジム通いをやめてしまうということになります。

これらの特性が、自己流トレーニングと比べて挫折しにくく高い効果を発揮する理由の一部です。

科学的根拠に基づくパーソナルトレーニングの効果

①個別指導による運動効率の向上

研究によると、正しいフォームで運動を行うことは、筋肉を効果的に活用するために非常に重要で、正しいフォームでトレーニングを行うとターゲットとなる筋肉が最大限に引き伸ばされたり収縮され、筋肉の働きが最適化されることで、より効率的にエネルギーが消費されて、短時間で目標達成に近づくことができます。

逆に、フォームが不適切だと、筋肉が効率的に使われず、無駄に筋肉や関節に負担がかかることになりますので、運動の効果が薄れるだけでなく、怪我のリスクも増加してしまいます。

例えば、スクワットやベンチプレスなどの基本的な動作でも、フォームを間違えると、正しい筋肉ではなく他の筋肉を使ってしまい、期待される効果が得られません。

②怪我のリスクを低減

不適切なフォームや過度な負荷設定は、筋肉や関節に過度なストレスをかけ、怪我を引き起こす大きな原因となります。

科学的根拠として、アメリカの運動生理学会の研究では、適切なフォームでトレーニングを行うことで鍛えたい筋肉への負荷が適切にかかやりやすくなることで、対象筋以外の筋肉や関節への無駄な負荷を避けることができるとされています。

さらに、過度な負荷をかけすぎると、筋肉や関節に微細な損傷を引き起こし、それが累積的に怪我に繋がることが示されています。

実際の研究でも、マンツーマンで指導を受けることで怪我の発生率が低下することが確認されていて、パーソナルトレーナーが関与するか、自己流でトレーニングを行うかで、怪我の発生率が約30%低下したとの報告があります。

③モチベーション維持の効果

トレーニングの継続は、結果を出すために非常に重要です。

定期的にトレーニングするからこそ、身体の変化が大きくなるので途中で挫折せずに継続することが求められます。

しかし、自己流のトレーニングでは「やる気が出ない」「結果が出ない」といった理由で挫折するケースが多いです。

例えば、トレーニングを始めたものの進捗が見えにくい、効果を感じられない場合、人はモチベーションを失いがちです。

また、運動の成果が短期間で現れないことや、無理な自己判断による過剰なトレーニングがストレスになり、続けることが難しくなることもあります。

科学的根拠として、行動心理学の研究では、他者からのフィードバックや支援が行動継続に与える影響が実証されています。

定期的なフィードバックや目標設定が運動行動を維持するためには効果的で、特に専門家からの指導を受けることが参加者の運動継続率を高めることが確認されています。

これらの科学的根拠から、パーソナルトレーニングは、自己流トレーニングに比べて、継続的なモチベーション維持と行動の定着において非常に効果的であることが分かります。

パーソナルトレーニングの具体的な効果例

①筋力アップと体型改善

パーソナルトレーニングによって、適切なトレーニングプランと指導を受けることで、筋肉量を効率よく増やすことが可能です。

例えば、初心者が週2回のパーソナルトレーニングを3ヶ月間行うと、筋肉量が体重の1〜3%程度の筋肉量増加が見込めます。

例えば、体重が60kgの場合、0.6〜1.8kg程度の筋肉量が増加する期待ができます。

また、体脂肪率の低下も伴えばですが腹筋がうっすらと見え始めたり、重い荷物を楽に持ち運べるようになったり、日常の疲労感が軽減されるなどの効果を感じやすいです。

②高齢者の健康維持

パーソナルトレーニングは高齢者にも効果的で、バランス能力の向上や筋力低下の防止にも効果があるので転倒リスクを減らします。

低負荷の筋トレは骨に刺激を与えて骨密度の低下を防いだり、骨粗しょう症の予防や進行抑制にも効果が期待できます。

立ち上がりや歩行が楽になったり、姿勢が改善され、腰痛や背中の痛みが軽減されるなど、日常生活の質が高まります。

70代女性は週1〜2回3ヶ月間継続した結果、下半身の筋力が20%向上、片足立ち時間が10秒から20秒に、階段を手すりなしで昇れるようになったなどの成果がありました。

75歳男性は軽い筋トレと有酸素運動で、血糖値が改善して薬の量が減少、腰痛が軽減され、趣味の家庭菜園を再開するなど日常生活に大きなインパクトを与えることができました♪

まとめ

パーソナルトレーニングが効果的な理由は、科学的根拠に基づく個別最適化にあります。

専門のトレーナーが、目標や体力レベルに合わせたトレーニングメニューを作成して、正しいフォームや負荷設定をすることで効率的にトレーニングを行うことができます。

また、科学的根拠に基づいて安全性も高いということから、安心安全で効果的に健康維持や体力向上を実現することができますよ(^^)/

投稿者

代表取締役

田村 繁光

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