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寝つきを改善するメカニズムと効果的な運動方法の解説

トレーナーコラム

2024.03.07

睡眠は生きていく中で必要不可欠な要素なのはご周知の通りですが、十分な睡眠を取ることは身体と心の両方にとって重要で健康的な生活を送るための基盤となります。

睡眠不足は集中力や判断力の低下、ストレスや不安の増加、さらにはうつ病や不安障害のリスクを高める可能性があります。

今回は寝つきが悪くなってしまう原因と、運動が寝つきを改善する理由、効果的な運動方法について解説をします。

①ストレスや不安

ストレスや不安の感情が高まると心拍数が上がって思考が活発になりますので、睡眠を妨げる可能性があります。

心が落ち着かない状態では、寝つきが悪くなりやすくなります。

②不規則な生活リズム

毎日違う時間帯に寝たり起きたりすると、体が正しい睡眠サイクルを確立するのが難しくなりますので、体内の生体時計や睡眠周期を乱します。

不規則な生活リズムはメラトニンの分泌を乱すこともあります。メラトニンは睡眠を調節するホルモンであり、正しい時間に分泌されないと、睡眠の質が低下する可能性があります。

③運動不足

運動不足は身体の疲労を蓄積させるだけでなく、睡眠の質にも影響します。

運動によってストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが下がるので、体温が上昇して睡眠を促進するメラトニンの分泌が促進されます。運動不足はこれらの働きを阻害してしまい、寝つきが悪くなる可能性があります。

①ストレス解消

運動はストレスを解消してリラックス効果をもたらします。

運動によって分泌されるエンドルフィンやセロトニンといったホルモンは、リラックスや幸福感を促進し、寝つきを良くします。

②身体の疲労

運動によって身体を使うことで、身体の疲労を感じやすくなります。

適度な運動を行うことで身体がリラックスホルモンを分泌しやすくなり、就寝前に自然な眠気を感じることができます。

③体内時計の調整

運動は生体時計を調整する働きがあります。

規則正しい運動習慣を身につけることで睡眠と覚醒のリズムを整え、寝つきを改善する効果が期待できます。

①筋力トレーニング

筋力トレーニングは身体の筋肉を高い強度で働かせるので疲労を感じやすくします。

②有酸素運動

ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動は心臓や呼吸器系を活性化させ、身体全体の疲労を感じやすくします。

③ストレッチやヨガ

ストレッチやヨガなど身体を柔らかくする運動は緊張を緩和しますので、リラックス効果が期待できます。

【まとめ】

寝つきの悪さは睡眠の質を低下させる要因の一つですが、運動を取り入れることで改善することが期待できます。

運動はストレス解消や身体の疲労感を促進し、生体時計を調整する働きがあります。

睡眠でお悩みの方は、適度な運動を取り入れて良質な睡眠を手に入れましょう(^^)/

投稿者

代表取締役

田村 繁光

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