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空腹でのトレーニングのデメリットと注意点

トレーナーコラム

2024.08.05

健康維持や体力向上のためにジムに通う人や、スポーツを含めた運動を行う人が年々増加しているというニュースがあります♪

その中で、運動の方法やタイミングについては多くの議論がありますが、特に空腹時のトレーニングについてや運動前の栄養補給についてがしばしば議論の対象となることがあります。

この記事では、空腹でのトレーニングに関するデメリットと注意点について詳しく解説します。

【空腹でトレーニングするデメリット】

①エネルギー不足

空腹でトレーニングを行うと、エネルギー不足が引き起こされやすくなります。

空腹だと体内のグリコーゲン(エネルギー源)が不足してしまい、カラダが必要なエネルギーを供給できないからです。

エネルギー不足は、パフォーマンスの低下、疲労の増加、集中力の欠如を引き起こしてトレーニングの効果を減少させてしまいます。

②筋肉の分解

空腹時のトレーニングは筋肉の分解(カタボリック作用)を促進する可能性があります。

エネルギーが不足している状態で身体が必要なエネルギーを作り出すために筋肉を分解することがあります。

せっかくトレーニングをしていても質が低下する可能性が高くなってしまったり、運動パフォーマンスに大きな影響を与えてしまいます。

③低血糖

空腹時のトレーニングは、低血糖を引き起こすリスクがあります。

低血糖になると、めまい、頭痛、疲労感、集中力の低下などの症状が現れることがありますのでトレーニング中に怪我をするリスクを高めるだけでなく、トレーニングの効果を低下させる原因となりますので非常に危険です。

④メンタルの影響

空腹時はメンタルが不安定になりやすいので、ストレスを感じることがあります。

メンタルが不安定になっている状態だとトレーニングへの集中力が低下したり、モチベーションが低下することがあります。

トレーニングは肉体的な努力だけでなく、メンタル面のケアも重要ですので、メンタル面での影響は無視できません。

【空腹でトレーニングする注意点】

①トレーニング前の軽食

空腹時にトレーニングを行う場合でも、軽食を摂ることでエネルギー不足を防ぐことができます。

トレーニングの30分から1時間前にバナナやおにぎりなど、消化が良くエネルギーを供給できる食品を摂ることで、エネルギー不足や低血糖のリスクを軽減することができます。

②水分補給

空腹時のトレーニングでは、水分補給が特に重要です。

水分が不足すると体温調節が難しくなるので、脱水症状を引き起こすリスクがあります。

トレーニング前、トレーニング中、トレーニング後はしっかりと水分を摂ることを心がけましょう。

③トレーニングの強度と時間の調整

空腹時にトレーニングを行う場合は、強度と時間を調整することが重要です。

高強度のトレーニングや長時間のトレーニングは、エネルギー不足や筋肉の分解を引き起こすリスクが高いので、空腹時は適度な強度と時間で行うことが推奨されます。

軽めの有酸素運動やストレッチ、軽い筋トレなどを行うことでカラダへの負担を軽減できます。

④トレーニング後の栄養補給

空腹時のトレーニング後は、迅速に栄養を補給することをオススメします。

特にタンパク質と炭水化物をバランスよく摂取することで、筋肉の修復とエネルギーの回復を促進できます。

例えば、プロテインドリンクやコンビニのサラダチキンなどが推奨しています。

【結論】

空腹時のトレーニングにはデメリットが存在しますので注意が必要です。

これらのポイントを守ることで、空腹時のトレーニングをより安全かつ効果的に行うことができますので、皆さん是非参考にしてみてください(^ ^)/

投稿者

代表取締役

田村 繁光

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