健康ブログ
ストレッチポールを使ったストレッチ
トレーナーコラム
2024.11.07
ストレッチポールと言えば、ポールに寝転がってのストレッチをイメージされる方が多いかもしれませんが、他にも活用する方法がたくさんあります。
今回ご紹介するストレッチポール使ったダイナミックストレッチは、運動前のウォームアップに効果的で、関節の可動域を広げて、筋肉を温めるのに効果があります。
また、スポーツをする前にケガの予防を目的としたり、お仕事前の体操にも効果的です。
今回はストレッチポールを使ったダイナミックストレッチのメリットと、基本的なやり方を紹介します。
目次
ダイナミックストレッチのメリット
①関節の可動域向上
ダイナミックストレッチは、よくあるストレッチと違って動作をしながら筋肉と関節を動かしながらストレッチをするので、関節可動域を広げやすく、運動のパフォーマンス向上に効果的です。
②筋肉が温まりやすい
ダイナミックストレッチは動作をしながらストレッチを行うので、筋肉が温まりやすいのが特徴です。
筋肉が温まりやすく、動作を行いながらストレッチをすることで、寒い時期でも筋肉が柔軟になりやすいので運動中のケガのリスクが軽減されます。
③神経系の活性化
ダイナミックストレッチを行うと、動きながらで神経系が刺激されるので反応速度やバランス感覚が向上します。
特にスポーツや運動前に取り入れることで、より敏捷な動きが可能になります。
④血行促進
筋肉を動かすことで血流が良くなるので、カラダ全体のエネルギーが高まります。
また、疲労回復の効果も期待できます。
ダイエットストレッチのやり方
①スイングストレッチ
体幹部のストレッチになります。
足を前後にして、後ろ側の膝は床につきます。
ストレッチポールを両手で持ったら、下半身は固定した状態で前側の足の方へカラダを捻ります。
いきなり強くカラダを捻ると痛めるリスクがあるので、最初はゆっくり捻ってから徐々に強くスイングするようにストレッチしてみましょう。

②バンザイストレッチ
丸まった背中をまっすぐにするためのストレッチ方法になります。
足を前後にして、後ろ側の膝は床につきます。
ストレッチポールを両手で持ったら、ストレッチポールを頭の上まで持ち上げます。
これを数回繰り返してリズムをとったら、バンザイのリズムに合わせて体重を前側にかけながら繰り返しましょう。

③体側ストレッチ
ストレッチポールを使用した体側のストレッチは、カラダの側面の筋肉を効果的に伸ばす方法です。
まず、立位で足を肩幅に開いてストレッチポールを両手でしっかりと持ちます。
次に、ゆっくりと上体を片側に倒し、ポールを持った手をその方向へ伸ばしながら体側が伸びているのを感じましょう。
反対側も同様に行います。
このストレッチは脇腹や背中の筋肉をほぐして、カラダの柔軟性を高める効果があります。

ダイナミックストレッチのポイント
動きはゆっくりと行うようにして無理に動作を大きくせずに、なるべくリラックスした状態で行いましょう。
また、呼吸を止めないように注意をして動作に合わせて自然に呼吸することが大切です。
基本的にはウォーミングアップとして行うことが多いので、心地よく筋肉が温まる程度を目安にします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ストレッチポールを使ったダイナミックストレッチは他にもバリエーションがありますが、比較的取り組みやすいものをご説明させていただきました。
これから気温が下がってきてカラダが硬くなりやすい時期なので、カラダが硬くてストレッチな方でも比較的取り組みやすい内容となっていますので、カラダをほぐすのに是非お試しください(^^)/
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