健康ブログ
上半身を鍛えるダンベルプレスとベンチプレス、筋トレを効果的に行うには?
トレーナーコラム
2020.03.06
近年、健康ブームやジムの増加で筋トレをする方が増えています。
ビジネスパーソンや主婦やOLの間でも筋トレをしている方が多くなってきています。
筋トレについてより一層、知識を身につけていただく為に今日は「ダンベルプレス」という種目のご説明をします。
筋トレBIG3と言われる一つが「ベンチプレス」です。
ベンチプレスはバーベルを使いますが、フォームは同じでダンベルを使うのがダンベルプレスになります。
主に大胸筋を鍛えるための種目になります。
ダンベル、バーベルはどちらも筋トレにはお馴染みの器具ですが、わかりやすい違いとしてバーベルはウエイトを両手で扱い、ダンベルは片手ずつで扱うものという違いがあります。バーベルの方が両手で扱う分、高重量をでのトレーニングが可能ですし、両手で扱うのでバランスがとりやすく、左右の筋肉に対して均等に負荷をかけることができます。
逆に、ダンベルはバーベルと比べると重量をかけにくくなりますが、ダンベルのほうがバーベルよりも可動域が広くなります。
例えば、バーベルを使用したベンチプレスとダンベルを使用したベンチプレスで比べた場合、ダンベルプレスの方がより可動範囲を広くする事ができたり、
片手ずつ扱う事ができるので左右別々に鍛えることができます。
さて、ダンベルプレスのやり方ですが、ダンベルを胸に抱えた状態でシートに寝ます。
ベンチに仰向けになってダンベルを握り、持ち上げて下ろすを繰り返す動作になります。
ポイントは以下の通りになります。
1. スタートポジションで肩甲骨をしっかりと寄せて背中にアーチを作る
2. ダンベルの特徴を活かすなら下ろす時に、胸にストレッチを効かせるように、できるだけ低い位置までダンベルを下ろす
3. ダンベルを持ち上げた時に、肘が伸び切ってしまわないようにする
4. 下ろす時はゆっくり下ろす
ダンベルプレスは初心者の方や、重い重量を扱うのであれば、補助をしてくれる人がいると安全です。
重量を調節する時にも注意が必要で慣れるまで、いきなり重いウエイトは持たないようにしましょう。
ダンベルとバーベルを選ぶかは、目的に合わせてうまく使い分けるようにしましょう。
どちらも正しいフォームで行うことでケガの危険性は低くなり、トレーニング効果は高まります。
バーベルベンチプレスとダンベルベンチプレス上手く使い分けることができれば、より効率的な筋トレを実現できますよ♪
おすすめ記事
-
トレーナーコラム
身体がガチガチに凝り固まっている時はマッサージ?
2020.05.26 Written by 田村 繁光
身体がガチガチに凝り固まっている時は、マッサージしてもらいたい気持ちになりますが、実は筋トレをすると血流が改...
-
トレーナーコラム
目標達成の確率を上げる為には
2020.01.26 Written by 田村 繁光
先日行った講演会にて。 元旦に立てた目標は、85%の人が1月15日までに挫折するというテーマの花がありました。 「...
-
トレーナーコラム
スクワットの効果が出ない3つのポイント
2023.11.03 Written by 田村 繁光
スクワットは自重を使ったシンプルな動きですが、下半身を鍛える王道のトレーニングです。 脚やお尻の筋肉を鍛える...
-
トレーナーコラム
割れた腹筋をつくる方法
2020.07.05 Written by 田村 繁光
誰もが一度は憧れるのが、“キレイに割れた腹筋”ですよね。 スラッとカッコいいカラダを目指すのであれば、キ...
-
トレーナーコラム
ファスティングの効果と安全なやり方を徹底解説
2024.09.08
インターネットやSNSを通じて、健康に関する知識が簡単に手に入るようになったことで、健康の重要性が広く知られるよ...
-
トレーナーコラム
感染症に負けない免疫力の高い身体を作る生活習慣について
2023.11.30 Written by 田村 繁光
近年、感染症の脅威が増している中、インフルエンザの患者報告数が今シーズン最多となったというニュースが出るなど...